2008年12月29日月曜日

年末の築地市場

(2010.12.25:訪問者が多いので追記しました)

嫁さんが「築地市場のカニが食べたい」という無茶なオーダーがあったので
妊婦のわがままを満たすべく年末で混雑が予想される築地市場に行ってきました。

当初は嫁さんも行く気まんまんだったのですが、
築地の混雑っぷりを説明してあきらめてもらいました。
しかしながら、どうも築地をなめているようで
臨月の妊婦でも買い物するくらいの余地はあるものと思っていました。

かくいう僕も築地市場へ行くのは10年ぶりでした。
以前に行ったときは場内への入場は制限されていて、場外の店も開店前で
しぶしぶ市場関係者が食べるそば屋で朝食を食べて帰るという寂しい思いをしました。

築地場内


そして今回、話には聞いていましたが、築地市場はすっかり観光地化していました。
元々は市場関係者のための食堂街も観光客が列をなしていました。
多くの観光客の目当ては食事のようでガイドブック片手に食堂を探していました。

面白いのは市場関係者が食べそうな食堂はガラガラで
明らかに観光客向けの寿司屋が大行列だったことです。
吉野家一号店なんかは築地市場に行くなら欠かせない名店だと思うのですが。
うーん、不思議ですね。

それと、江戸前寿司について大きな誤解をしている人がたくさん居ると思うので
ここで声を大にして言いたいことがあります。寿司ネタは新鮮なモノが美味しいわけではありません。
ヅケやアナゴなどは刺身を握っているわけではなくそれまでに下ごしらえを多くしています。
なので、魚の鮮度よりも下ごしらえの質が味に大きな影響があります。
築地の観光客向けの店よりも、銀座の名店の方がよほど美味しい寿司が食べられると思います。

築地場外


築地の場外は相変わらず買い物客で大混雑でした。
立錐の余地無しというか、なんというか場外全体が満員電車の様相を呈していて
ひとたび流れに乗ってしまうと、途中の店で立ち止まりたくても止まれない
ただ時の流れに身を任せる状態になることも多々ありました。

そんな中、空気読めないおばちゃんや観光客が立ち止まったり逆流したりして
更に混乱に拍車を掛けていました。こういう場所こそ空気読む力が必要ですね。
とにかく、自分のわがままで行動するとけが人が出る恐れがありますので
人の流れを良く見て、立ち止まったり逆流したりしないようにお願いします。

で、時たま家族連れを見かけたのですが、年末の築地に家族で来てはいけません。
子供は確実に人ごみの中に消えていってしまいます。
大人でも身長が低い人は見当たらなくなってしまのに、子供連れは大変危険です。
かといって肩車でもしようものなら足がほかの人の顔にあたってしまうし
抱っこやおんぶでは人ごみにつぶされてしまいます。
家族で行くのなら、初競りも終わって落ち着いたころ合いが良いと思います。

最後に、大量の買い付けをしたいためとは思いますが、キャリーケースはやめてください。
混雑で足元の視界が不明瞭なので、あれに足を取られます。もちろん、蹴っ飛ばすこともあります。
持ち運び出来ない量を買いたいのであれば配送を依頼するなり取り置するなりして欲しいです。
スーパーとは違うことを認識してくれると僕のスネも嬉しいです。

とにかく年末の築地は戦場です。観光気分では飲み込まれます。
かといって、自己中に動きまわると余計なトラブルを起こす危険性もあります。
東京の人ごみになれていない人は本当に気を付けてください。

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