2010年11月17日水曜日

かながわ観光移動大学

今日は宿泊産業に関する研修のため箱根湯本に行きました。
旅行業に関するシステム開発が僕のメインキャリアなので、
お客様の現場の課題を知るために研修に参加しました。


場所が箱根ということで、実は温泉目当てじゃないかと
後輩から疑われましたが真面目な理由での参加です。

参加したのはかながわ観光移動大学の箱根キャンパスです。
今日と来週の水曜の2回の飛び石の研修です。
東京ではなく、宿泊産業の現場での研修なので、
現場の生の声が聞こえるものと、とても期待していた研修です。

最初は主催している横浜商科大学教授による概論。
観光地の街づくりは「訪ねて良い街」であるだけでなく、
そこに住む人にとって住みやすい街でもなければ
街の持続的発展は無いよという話でした。

イントロダクションは時間を短縮して、
次の温泉観光地のあり方に関するセッションに
時間を充てていたのですが、これが素晴らしい!
これからの観光地のあり方について
個人的に考えていたことと講師の考えが合致していて
鳥肌が立つくらい興奮しました。
滞在型の旅行形態に花びら型と名付けられていましたが、
この1宿泊施設を拠点に複数の観光エリアを
日帰りで観光するととともに
1観光エリア内は徒歩での移動を前提とする
という観光地の未来像は
まさに僕の考えと合致していました。

午後最初は宿泊産業の課題です。
昼食後の眠たくなる時間帯ですが、
こちらもグイグイひきこまれました。
講師が繰り返し強調していたのが
経営数値の公表でした。
上場企業に勤務している身としては
本当に意外だったのですが
旅館の中には黒字か赤字か利益がいくらかを
従業員にすら公表していないところも
あるそうです。
現状を共有できなければ、
未来のビジョンも共有できませんよね。

本日の最後は旅館のイノベーションについて。
まさか、18世紀の寒冷化の話が出るとは思わなかった。
旅館の歴史から話は始まり
社会起業、LLCとより経営的な話でした。
講師が旅館の事業再建をしているので
金融機関視点でした。
話の内容は多岐に渡っていて
とてもまとめきれないのですが、
ともかく、外部要因に期待するのではなく
現状が続くことを前提に自分達が
かわらないと旅館の未来がないということは
つよく伝わってきました。

観光関連のセミナーはともすると
文化的側面やインフラ整備などが
話題の中心となりがちですが、
経営的な側面の話が多く大変役立ちました。
宿泊産業の課題について
ここまで骨太に講習してくれるのは滅多にないので
来週の後半も楽しみでたまりません。

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