2011年2月16日水曜日

スフィンクスの謎

スフィンクス昨日のピラミッドに続いてスフィンクスの謎についても
自分なりの考えをブログにまとめておこうと思います。

スフィンクスはカフラー王のピラミッドの建造と
同時期に作られたというのが通説ではありますが、
異説として、1万年前に作られたのではないかという
オカルト好きな人たちも一定数存在しています。

その根拠はスフィンクスを囲んだ壁面に見られる
水によるものと思われる浸食の跡です。

今は砂漠のギザ台地に水による浸食の跡がある
ということは、スフィンクスが出来た時期は
ギザ台地周辺が砂漠化する以前の時代ではないか
という理屈によるものです。

しかし、まず第一にスフィンクスの脇にある神殿を
「河岸神殿」と呼ぶのが示すとおり、スフィンクス
の正面には、かつてはナイル川が流れていました。
スフィンクス近くの水たまりアスワンダムが建造されるまでは、ナイル川は
定期的に氾濫し、カイロ周辺は水浸しになっていた
事を考えれば、洪水が起きた時にスフィンクスが
水による浸食を受けた事は容易に想像出来ます。

でも、それ以上に水の浸食を受けてそうな証拠を
スフィンクス周辺で誰でも見る事が出来ます。
左の水たまりの写真を見れば一目瞭然ですが、
スフィンクスの周辺は地下水の数位が高いので、
そこかしこに水たまりが出来ているのです。

砂漠で雨が降らないからといって水が無いと
考えるのは現地を知らない人の暴論ですね。

こういう状況をみると、考古学とはやっぱり
現地・現場を見てこその学問だと痛感します。

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